子宮内膜症(チョコレート嚢胞)により、腹腔鏡手術で溜まった嚢胞だけを取り除いた私ですが、この記事ではその後の経過を綴っています。
今までの経過
- 太ったと思っていたら、突然の下腹部の激痛!
- 救急搬送されて手術をすすめられる。
- 腹腔鏡下手術をする
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子宮内膜症(チョコレート嚢胞)手術後に私を悩ませたこと
子宮内膜症(チョコレート嚢胞)の溜まっている嚢胞を取り除く手術をして、元の生活に戻りましたが、しばらくすると生理痛がまたひどくなってきました。
そして、その後の私を悩ませることになったのが、排便痛です。
とにかく痛いのです。
お腹に力を入れると痛いので、痛くて出せませんでした。
感覚で言うと、腸がひきつれて痛いという感じです。
腸がひきつれて痛いなんて経験ないから分からないという方は、想像できないかと思いますが、ひどい時にはお腹は痛いし、息苦しくなって脂汗がでるくらいの痛みです。
子宮内膜症(チョコレート嚢胞)の再発!
手術後も定期的に病院へ検診に行っていたので、すぐに先生に相談し、しばらくは便を出しやすくする薬を処方してもらっていました。
病院の先生には、癒着があると腸などがひきつれて排便痛になる人もいると聞きました。
そして排便痛だけでなく、急な下腹痛に襲われることもありました。
その痛みがいつ来るのかもわかりません。
ある時は、電車に乗っている時に急に下腹部痛に襲われたので、途中下車して駅員さんに救急車を呼んでもらったこともあります。
でもしばらくすると痛みが消えるのです。
突然痛みがくるので、痛み止めの座薬も処方してもらっていました。
痛みの原因は、おそらく癒着で引っ張られて卵巣がねじれ、痛みがでるのだろうと聞きました。
どうしても我慢できないぐらいなら、生理をコントロールして止めて様子をみるか、卵巣や卵管そして子宮を摘出することも方法としてはあると言われました。
結局、最初の手術をしてもチョコレート嚢胞は生理がある限り溜まっていきます。
再手術で全摘出するかの迷い
子ども2人の出産も終えていましたし、元々生理痛がひどかったので、いっそのこと摘出したほうが良いのでは?とも思いましたが、摘出したら生理がなくなるので、今度は更年期障害というものがやってくると聞きました。
更年期障害は、人によって症状が様々です。
更年期障害は、一般的には卵巣機能の低下により女性ホルモンの分泌が低下し、ホルモンバランスが崩れて、心身に様々な不調がでることをいいますが、精神的な要因も関わってくるので、症状がどうでるのか個人差がありすぎて全く予想もできません。
主な更年期障害の症状は以下の通りです。
引用:更年期ラボ
症状がひどいと、日常生活に支障をきたす人もいると言われています。
そうなると、子宮内膜症(チョコレート嚢胞)の生理痛を含めた今の痛みをとるか、更年期障害に早めにお目にかかるのかの二者択一の選択になります。
究極の選択を迫られる
子宮内膜症(チョコレート嚢胞)か更年期障害のどちらかをとるという選択。
それから私は、子宮内膜症(チョコレート嚢胞)の痛みをとるか、摘出手術をうけて少し早めにくる更年期障害に覚悟をもつかの究極の選択を迫られることになったのです。
生理痛や排便痛も辛い。
かといって、更年期障害の予想できない症状をとるなんて。
もしかしたら、今の辛さより何倍も辛い症状がでるかもしれない。
なかなか選択できないでいました。
選択したのは生理をコントロールすること!
私が選択したのは、服薬で生理をコントロールする方法です。
黄体ホルモンのお薬で、排卵を止めてホルモンの分泌を抑制し、鎮痛効果もあるというものです。
やっぱり摘出するという選択は出来ませんでした。
更年期障害の予想できない症状が怖いのです
服薬をしてみて、改善されなかったら摘出を考えようと思いました。
その後、黄体ホルモンの服薬を続けていくうちに、急な腹痛に襲われることがなくなりました。
ただ、排便痛は時々あります。
でも、以前のような脂汗が出るような痛みはなくなりました。
現在も定期的に通院
現在も3ヶ月に一度の検診と、薬の処方をしてもらっています。
卵巣の大きさもずっと変わらず3~4センチの間です。(通常は2~3センチ)
5センチ超えてくるとまた捻転の可能性が高くなるようなので、大きくならないことを祈るばかりです。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
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