子どもの頃からの夢だった、保育園の先生になりたい!
小さい子どもが好きだから、保育園の先生になりたい!
保育園の先生になったら、正社員として長く仕事したい!
そんな方に、必ず読んでほしいです。
子どものなりたい職業ランキングでは、常に上位の保育園の先生!
きっとこの記事を読んでくださっているあなたも、その一人ではないでしょうか?
こんなはずじゃなかった!
イメージと違う!
そうならないように。
これからの自分の進む道への選択に、少しでも参考になれば嬉しいです。
小さい子どもが好きだから
あなたは、保育園の先生になぜなりたいのですか?
その理由は、子どもが好きだから!と答える方がとても多いです。
私もその一人です(笑)
この、子どもが好きだからという理由は、時代に関係なくいつの時代も、子どもが好きだからという理由で保育園の先生になる人が多いのです。
兄弟であったり、身近に幼い子がいて関わる機会が多くあるなど、接する機会があれば自然と職業としてのイメージも持ちやすくなるためです。
安心してください!
その選択は間違っていませんよ。
ただ、その理由だけで保育園の先生になるのはとても危険です!
私は、元保育士だったことで、よく相談をうけます。
「子どもが好きだから保育園の先生になりたいのですが、保育園の先生ってどうなのでしょうか?」
私はいつもこう答えます。
「子どもが好きなだけで出来る仕事ではないから、おすすめは出来ないです!」っと。
自分でも思いますよ。
冷たい言い方だって。
でも、経験したからこその言葉なんです。
保育園の先生になるために
保育園の先生になるためには、短期大学や専門学校への進学が一般的です。
そのために少なくとも2年間は学校に通って勉強をしたり、保育園実習、幼稚園実習、施設実習をします。
そして、私立短期大学2年間の学費は平均で1,993,796円です。
これは、平成29年度 文部科学省調査から計算しています。
保育園の先生になるためには、2年間という期間と約200万円というお金を使うことになります。
これだけの時間とお金をかけて保育園の先生になるのです。
保育園の先生の仕事について
保育園の先生の仕事に対するイメージは、どんな風に持っていますか?
「子どもと遊ぶ」
「子どもの世話をする」
その通りです。
0歳から6歳の子を保護者の代わりに世話をするのです。
「保護育成」と書いて保育です。
仕事内容についてのイメージは持ちやすいと思いますので、ここでは保育園の先生のやりがいや大変なところを次にお伝えしたいと思います。
やりがい
やりがいは人それぞれの想いや考え方によると思いますが、私が思うやりがいは、大きくわけて3つあります。
- 子どもの成長は一瞬です!昨日できなかったことが今日できる。その瞬間に立ち会えること、そして喜びを共感できること。これは保育園の先生ならではの喜びであり、やりがいだと思います。
- 信頼関係を築き上げることで子どもから必要とされること。
- 行事などでは、みんなで協力し合って作り上げていき、子ども達だけでなく、保護者の方とも共に味わうことのできる達成感。
大変なところ
残業が多い!給料が少ない!と言われている保育園の先生ですが、一番大変なところは人間関係です。
人間関係については、どの職業を選んだとしても大変さはありますが、保育園の先生になるとほぼ女性の職場になるので、どうしても遠慮がなくなります。
これを例えるのが難しいのですが、最近同じような雰囲気を感じた出来事があったのでお伝えすると、朝の通勤ラッシュ時の女性専用車両です。
満員電車なので体が触れてしまうことがあります。
そんな時のリアクションが舌打ちでした。
そして満員の中、体当たりして乗り込んでくる方もいます。
肘てつや、足ふみなどすごいんです。
一般車両でも中にはいるかもしれませんが、確実に女性専用車両の方が、陰湿です。
例えが長くなってしまいましたが、少し理解していただけたでしょうか?
そして、職場の人間関係だけでなく、モンスターペアレントの問題も増えています。
自己中心的な考え方から、理不尽な要求をしたり、非常識なことを平気で言ってくる親の問題も含めた対応力が求められます。
あと、これは人によりますが、小さな子ども相手の仕事なので、立ったりしゃがんだり、抱っこしたりして腰痛になる方や、ひどい肩こりになる方もいます。
保育園の先生の資格を取って正社員として保育園で仕事をする!
子どもの頃からの夢だった「保育園の先生になりたい!」という夢と希望をもって、保育園の先生になることはとても良いことですし、そんな方を私自身も応援したくなります。
ただ、子どもが好きだからということだけで選択してしまうと大変な目にあうよ!
だからしっかりと調べて選択しよう!
こんなはずでは!思っていたのと違う!とならないために!
この情報社会で調べればすぐに情報がわかるなか、調べない方が多くいることを知り、自分の経験や考えることなどが少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
結婚するまでの腰掛けでいいよ!結婚したら専業主婦になる!(これ私のことです😅)ということであれば話はまた別ですが、、、。
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