我が家には、公立校と私立校に通う2人の高校生がいます。
次男が高校に入学するタイミングで、私立高校も授業料無償化されることが決まっていました。
中学3年生の進路選択の時、
家庭の経済状況から私立校はそれまで選択肢になかったのですが、子どもの特性なども含めて考えいくうちに、私立高校も授業料無償化されるなら選択肢にいれてもいいかな?そういった考えもあり、次男は私立校を選択して通うことになりました。
ところが、その考えが甘かったのです。
結果を先に言ってしまうと、授業料無償化の対象となっても、半年分くらいの授業料は支払いが発生するということ。
それは、入学後に授業料無償化の支給申請の手続きをすることと、授業料の支払い日の基準が公立校と私立校では違うからです。
高等学校就学支援金の手続きの流れ
私立高校授業料無償化とは、高等学校就学支援金制度の拡大からいわれています。
高等学校就学支援金制度は、公立校も私立校も同じ制度です。
我が家の次男は、私立校の高等専修学校に入学しました。(高等専修学校も高等学校就学支援金制度の対象です)
出典:文部科学省
公立校の手続きの流れと授業料の支払い
時期 | 手続きの流れ | 授業料の支払い |
---|---|---|
入学前 | なし | |
入学後すぐ | 高等学校就学支援金支給申請書提出 | なし |
5月中旬 | 支給決定 | なし |
6月 | 高等学校就学支援金支給更新手続き書類提出 | なし |
1年前に公立校へ入学した長男の通っている学校では、入学前に入学金と諸費用のみを支払いました。
高等学校就学支援金の手続きは、入学時に支給申請書を配布されるので、入学後に支給申請書を学校に提出します。支給決定通知書が届いたのは5月中旬くらいでした。
長男の通う公立校は、4、5月分の授業料の支払いが、5月末です。
高等学校就学支援金決定通知がその前に届いたので、結局4月分からの授業料は支払わずに無償化となりました。
私立校の手続きの流れと授業料の支払い
時期 | 手続きの流れ | 授業料の支払い |
---|---|---|
入学前 | あり(4月~5月分) | |
入学後すぐ | 高等学校就学支援金支給申請書提出 | なし |
5月中旬 | あり(6月~8月分) |
次男の通う私立校は、入学する前に、まずは入学金と一緒に4、5月分の授業料を支払いました。
この辺りについてはどこの私立校も同じかと思います。
入学後、長男の通っている公立校と同じように支給申請書をもらって、学校に申請書の提出をしました。
支給の決定通知が来ないまま、5月中旬には、6月〜8月分の授業料の請求が学校からありました。
指定された日にちに指定の口座から6月〜8月分の授業料の引き落としがあります。
私立高校無償化の実際は授業料の支払いが発生します
高等学校就学支援金の手続きは学校がしてくれます。
親がするのは、必要書類をそろえて学校に提出することです。
ややこしいのが、高等学校就学支援金の更新手続きは毎年6月に行われます。
公立校の場合は、元々授業料が後払い制だったため、高等学校等就学支援金の更新手続きがあっても支払いが発生することなく授業料無償化となりました。
しかし私立校の場合は、授業料前払い制のため、先に書いた通り5月中旬に6月~8月分の授業料の請求と引き落としが実際に発生します。
気になるのが、一度支払った授業料の行き先です。
返還されるのか、何かほかの支払いにあてられるのか現在学校に問合せしているところです。
現時点では学校から回答が得られていないので、分かり次第その後の経過としてまた情報を発信していきたいと思っています。
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